eラーニング活用で社員研修を成功へ導くポイント ―効率的な学習体制で人材育成を加速―

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社員研修はスキル向上やモチベーション維持に直結し、人手不足への対策としても注目されています。eラーニングを組み合わせることで組織成長に欠かせない目標設定からフォローアップまでを体系化し、場所や時間を選ばず、低コストかつ効率的な学習環境を整えることが可能です。下記ではeラーニングを活用し、社員研修を成功へ導くポイントについて解説していきます。

目次[非表示]

  1. 1.はじめに:社員研修の重要性とは
  2. 2.社員研修の基本ステップ
  3. 3.基礎学習としてのeラーニング活用メリット
  4. 4.eラーニングで社員研修を成功させるためのポイント
  5. 5.まとめ 〜eラーニング活用で研修をより効果的に〜
  6. 6.関連製品


はじめに:社員研修の重要性とは

企業や組織において、社員研修は新入社員から管理職層まで幅広い人材の成長を促すうえで非常に重要な役割を果たします。研修を通じて社員が必要とする知識やスキルを身につけることで、個々のパフォーマンス向上だけでなく、組織全体の生産性や業績も高まりやすくなるのです。さらに、社員研修を適切に実施することでモチベーションやエンゲージメントが向上し、企業文化や価値観の共有につながるメリットもあります。
こうした社員研修の重要性は、以下の社会背景やビジネス環境の変化から、ますます高まっています。


組織の成長には社員の成長が不可欠


どんなに優れたビジョンや事業戦略があっても、それを具体的に形にしていくのは結局「人」です。組織が大きな目標やビジョンを達成し、成長し続けるためには、まず社員一人ひとりの能力開発やスキルアップが欠かせません。新しい業務や挑戦に柔軟に対応できる、強い組織を作るには、研修などを通じて学習機会を継続的に提供する必要があります。


社員の生産性が上がれば、組織は成長する


研修によって社員のスキルや知識を底上げすれば、業務効率が向上し生産性が高まります。生産性が上がれば、企業としての利益率や新規事業へのチャレンジ機会も拡大し、組織全体の成長を促進する原動力となります。つまり、社員研修で個々の生産性を上げることが、組織の成長にも直結していくのです。


人手不足で採用が難しくなってきている


多くの業界で人材不足が深刻化しており、優秀な人材の採用がますます厳しくなってきています。そのような状況下では、新しい人材を外部から確保するだけでなく、今いる社員を育成し、定着率を高める仕組みをつくることが重要です。社員研修は会社としての育成意欲を示すメッセージにもなり、社員の満足度を上げて人材流出を防止する効果も期待できます。

このように、社員研修は企業や組織の持続的な成長にとって不可欠な取り組みです。しかし、ビジネス環境や顧客ニーズが刻一刻と変化する現代においては、研修内容や手法も常にアップデートしていくことが求められます。その中でも注目を集めているのが、やLMS(学習管理システム)や動画コンテンツを活用したeラーニングです。

社員研修の基本ステップ

社員研修を実施するうえで、一般的に以下のステップを踏むことが望ましいとされています。研修の設計から実施・評価までを体系的に行うことで、効果的な社員育成を実現しやすくなります。


研修の目標の設定


企業の理念や教育方針を踏まえ、研修の目的を明確にします。
「新入社員にビジネススキルを定着させ戦力化する」「管理職にリーダーシップを身につけさせ組織を活性化させる」「ハラスメントをなくし働きやすい環境をつくる」「個人情報などの情報資産管理を徹底し、社内ルールを万全なものにする」など、育成方針や現場の課題に合った具体的な目標を掲げましょう。


研修対象者の選定・リサーチ


研修対象者の職種・スキルレベル・経験年数などを考慮し、研修を受けるべき人材を的確に把握しましょう。社内の声も踏まえた上で、どのような組織課題があるのか、どのようなスキルや知識が不足しているのかを明確にすることがポイントです。


研修プログラムの設計・立案


研修の目的や対象者像を踏まえ、予算決めの上、研修の形式(eラーニング、集合研修、OJTなど)や教育プログラムを検討します。研修の期間やスケジュールも合わせて調整し、全体的な運用計画を立案しましょう。


研修の実施


全体の運用計画に基づいて研修を行います。eラーニングの場合はコンテンツの選定、システムへの案内やアクセス方法の周知、集合研修の場合は、会場の手配、講師の選定、研修内容の検討、資料の印刷など、必要な準備をきちんと行います。


研修後の評価・フィードバック


テストやアンケートによって、学習の理解度や満足度を把握し、次回研修の改善に活かします。
研修後に社員が学んだ内容をどのように実務に定着させているか、上司や管理者がフォローアップする仕組みづくりも重要です。このサイクルを回し続けることで、研修の質を継続的に高め、社員と組織の成長を支援できます。

基礎学習としてのeラーニング活用メリット

社員研修の手法には集合研修やOJTなどさまざまありますが、特に基礎学習を効率よく継続的に進めるうえで、eラーニングは有効な学習ツールとして活用されています。以下では、eラーニングの具体的なメリットを8点に分けて解説します。

1) いつでもどこでも受講できる

eラーニングの最大の魅力は、受講場所や時間を問わず学習できることです。集合研修の場合、会場を手配し、開催日時の設定を講師と調整する必要がありますが、eラーニングはインターネット環境があれば、いつでもどこまでも自宅やオフィス、移動中、出張先でも受講が可能なため、多忙な社員でも空き時間を活用して学習できます。

2) 同一コンテンツで学習するため、知識のばらつきがなくなる

集合研修では講師によって内容や表現の違いが生じるため、学習内容が異なることがありますが、eラーニングの場合、あらかじめ用意されたコンテンツを全員が同じ条件で学習するため、教育内容にばらつきが生じにくいのが特徴です。基礎知識を均一に身につけられるため、その後の研修や実務においてもスムーズに連携を取りやすくなります。特にコンプライアンスやハラスメントなど、情報にばらつきを生じさせたくない教育に向いているといえます。

3) 大人数への対応が簡単

集合研修で大人数を一度に参加させるには、会場とスタッフを確保し、社員に会場まで移動してもらわなければならないため、研修の準備に非常に手間がかかりますが、eラーニングなら同時に数十人、数百人、数千人でも同一の期間に受講をさせることが簡単です。規模の大きな企業や、多拠点に展開している組織ほどコスト面や運営面のメリットを感じやすいでしょう。

4) 低コストで実施できる

会場費や講師料、移動費などがかさむ集合研修と比較すると、eラーニングは圧倒的に低コストで済みます。コンテンツは用意されているため、大人数が同時受講しても追加費用は最小限です。
また、担当者の準備負担も大幅に削減できます。

5) コンテンツがシステムに搭載されているため、すぐに社員研修を実施できる

eラーニングには動画コンテンツが予め搭載されているため、講師の選定や会場の手配が不要で、急な研修ニーズが生じた際でも素早く対応できます。特に「新しい情報や制度を全社員に素早く周知したい」という場面で特に威力を発揮します。また、定期的に実施しなければならない研修がある場合も、コンテンツの選定と受講案内だけで研修を開始できますので、担当者の負担を大幅に削減できるでしょう。

6) テストやレポートのアウトプットが可能

多くのeラーニングには、学習コンテンツの理解度を確認できるテスト機能や、レポート提出機能が標準搭載されています。学習成果を可視化することで、研修担当者はフォローが必要な社員を早期に把握し、追加の指導やサポートを行いやすくなります。

7) アンケートを取得し、次回の研修のフィードバックに活かすことができる

研修の質を高めるには、受講者からのフィードバックをもとにプログラムを改善するサイクルが不可欠です。eラーニングのアンケート機能を活用すれば、オンライン上ですぐにアンケートを実施・集計できるため、PDCAサイクルを効率的に回すことができます。

8) 学習管理を「見える化」できるため、次年度の学習計画を立てやすい

eラーニングでは、誰がいつ・どのくらい学習し、どの程度習熟度を上げたかがすべてデータとして蓄積されます。これにより、研修担当者は「数値に基づいた学習管理」を実現できるため、次回の研修や追加学習の設計を合理的かつ効果的に進めることが可能になります。

eラーニングで社員研修を成功させるためのポイント

eラーニングは多くのメリットがありますが、導入や運用を誤ると期待した成果を得られない場合もあります。以下では、eラーニングを成功に導くための重要なポイントを解説します。
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教育コンテンツの種類と学習時間の設計が重要


コンテンツの内容や種類が教育ニーズに合わなかったり、学習時間の設計が負担になりすぎたりすると学習意欲は下がってしまいます。

動画コンテンツを適切に組み合わせ、なおかつ受講者が無理なく学べるスケジュール・ボリュームに配慮することが大切です。コンテンツ内容と学習時間を適切に考慮することで、受講率100%を目指し、学習内容をしっかりと定着させられるようにしましょう。

そのため、幅広いコンテンツを持つeラーニングの選定が必要になります。


学習進捗を可視化し、フォロー体制を整える


受講率を上げるためには、LMS(学習管理システム)を活用して受講者ごとの学習状況を把握し、学習が遅れている社員に対してはフォローを行うなど、管理者の適切なサポートが不可欠です。
リマインドメールの送付に合わせ、管理者からの部署内での声かけを連携させることで受講完了率を高め、学習の定着につながります。簡単にリマインドできるLMS(学習管理システム)を選定しましょう。


直感的で使いやすいシステムの選定


教育担当者は少ない人員で運用している企業が多いです。「操作方法がわからない」というお問合せを極力減らせる「直感的で使いやすいeラーニング」を選定しましょう。


研修後の振り返りとフォローアップ


テストやアンケート結果を活用し、理解度の低い分野に対しては追加の学習機会を設けるなど、研修後のフォローが重要です。学んだ内容が実務に活かせているかどうかを確認するために、一定期間後に再度テストを行うなど、継続的なアプローチが成果を高めます。

まとめ 〜eラーニング活用で研修をより効果的に〜

「組織の成長には社員の成長が不可欠」「社員の生産性が上がれば、組織は成長する」「人手不足で採用が難しくなってきている」というビジネス環境の中で、社員研修は企業の成長や競争力の維持においてますます重要な位置づけとなっています。このような状況下で、低コストかつ柔軟な学習環境を提供できるeラーニングは、基礎学習の効率を高める手段として非常に有効です。

ただし、eラーニングを導入すれば自動的に成果が上がるわけではありません。
教育ニーズに合わせた多様なコンテンツの準備はもちろんのこと、学習進捗を管理・可視化する運用体制の仕組み作りを怠ると、場当たり的な研修になり、学習効果が限定的になってしまいます。

使いやすいシステムを選定し、社員の学習状況を把握しフォローする仕組みを設けることで、継続学習につながり研修効果を向上させることができます。常に変化するビジネス環境に対応するためにも、eラーニングを活用した柔軟かつ継続的な学習体制を整え、社員の成長を支援していきましょう。

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